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塩と血圧 第4回 「楽しく続ける適塩生活〜塩とうまく付き合うコツ〜」

Contents
1. 楽しく続ける適塩生活〜塩とうまく付き合うコツ〜
健康な血圧を保つためには、塩をただ減らすだけでなく、「適塩生活」を楽しく続けることが大切です。
塩と上手に付き合うコツは、まず塩分の摂り過ぎを意識しつつ、同時にカリウム豊富な食材を使ったバランスの良い食事を心がけること。
これにより、体の中のナトリウムとカリウムのバランス(ナトカリ比)を整えることができます。
例えば、ラーメンのスープを全部飲まない、味噌汁の具をたっぷり入れる、大好きな漬物を食べる代わりに新鮮な野菜を添えるなど、日常の食卓でできる簡単な工夫が効果的です。
また、トマトやほうれん草、バナナなどカリウム豊富な食材を積極的に取り入れることで、塩分による血圧上昇を抑えやすくなります。
塩の調味料としての楽しみ方も忘れてはいけません。
例えば、醤油や味噌の量を少し減らしてハーブやスパイスを使うことで、風味豊かであっさりとした味わいが楽しめます。
日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」でも、1日の塩分摂取量を6g未満に抑え、楽しく続けることが推奨されています。
また、食事だけでなく、外食や加工食品の塩分にも注意が必要です。メニューの塩分表示をチェックしたり、調味料を自分で調整したりする習慣をつけるとよいでしょう。
無理なく長続きさせるために、自分に合った方法を見つけることが何より大切です。
塩は私たちの生活に欠かせない大切な調味料。
しかし、適切な摂取量を守り、カリウムを豊富に含む食事と組み合わせることで、健康的な血圧を維持できます。
塩を怖がらず、上手に付き合うことが、毎日を元気に過ごす鍵なのです。(了)